気づけば日曜の夜になっていて、ふと振り返る。今週末、何をしただろう。昼まで寝て、だらだらして、気づいたら夕方で。そして、うっすらとした罪悪感が胸に広がる。「もっと有意義に過ごせたんじゃないか」と。
SNSを開くと、誰かはキャンプに行き、誰かはカフェを巡り、誰かは資格の勉強をしている。世界中が充実した週末を過ごしているように見えて、何もしなかった自分だけが、置いていかれた気になる。
でも、考えてみてほしい。平日の五日間、あなたは起きて、通勤して、働いて、気を遣って、帰ってきた。それを毎週繰り返している。空っぽの週末は、怠惰の証拠ではなくて、使い切った電池がやっと充電されている時間だ。
「休むこと」は、何かをするための手段ではなく、それ自体が目的でいい。予定を入れなかった週末は、失敗した週末ではない。体と心が「今週は充電が要る」と判断した、正しい週末だ。
だから日曜の夜、何もしなかった自分を責めるのは、もうやめにしよう。むしろこう言ってあげたい。「よく休んだね。それでいい」。月曜を迎えるための準備は、たぶんもう、ちゃんとできている。
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