「明日から、ちゃんとやろう」「来週こそ、本気を出そう」。そう誓った夜が、これまで何度あっただろう。そして朝が来て、また昨日と同じ自分に戻っている。その繰り返しに、少しずつ自分が嫌になっていく。
そんなとき、私たちはつい「自分は意志が弱いんだ」と結論づけてしまう。でも、変われないのは、あなたの意志が弱いからではない。ほとんどの場合、それは「やり方」の問題だ。
人は、いきなり大きく変わろうとすると、必ず反動で戻ってしまう。毎日1時間走る、毎朝5時に起きる——そんな大きな目標は、三日で心が折れるようにできている。悪いのはあなたじゃなくて、ハードルの高さのほうだ。
変化のコツは、笑ってしまうくらい小さくすること。1時間じゃなくて、まず靴を履いて外に出るだけ。1ページの勉強、腕立て1回、コップ1杯の水。「そんなことで?」と思うくらいが、ちょうどいい。小さすぎて失敗しようがないことだけが、続いていく。
それに、忘れないでほしい。「変わりたい」と願えること自体が、もうひとつの立派な一歩なのだ。現状に満足しきっている人は、変わりたいとすら思わない。その願いは、あなたがちゃんと前を向いている証拠だ。
昨日変われなかった自分を責める代わりに、今日できる小さなことを、たったひとつだけ選んでみよう。その一歩は、あまりに小さくて、明日には何も変わって見えないかもしれない。でも半年後、振り返ったときに、あなたはきっと驚くほど遠くまで来ている。
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